平野が育てた牛、台所に月ごと届く
大村は長崎県の中央に位置する平坦な土地だ。多良山系の西麓、大村湾の東岸に広がる大村平野は、県内でも数少ないまとまった面積の平地。郡川・大上戸川の扇状地の上に市街地が広がり、農業と畜産の基盤がここにある。
長崎和牛の定期便は、その平野で育った牛を、毎月400g、12回に分けて届ける。内閣総理大臣賞を受けた和牛だが、ここで大事なのは賞ではなく、切り落としという形だ。

切り落としは、ステーキ用の整形で出る端材ではない。良い部位から意図的に切り落とした肉。脂が適度に入り、加熱すると縮みが少ない。すき焼きに、牛丼に、炒め物に。毎月届く400gは、家族の食卓で「今月は何にしようか」と考える量だ。冷凍で届くから、使いたい時に解凍できる。季節が変わっても、台所の引き出しに長崎の牛がいる感覚。
麺で結ぶ、大村と食卓
大村は長崎空港を持つ交通の要所だが、同時に食の町でもある。長崎ちゃんぽんと皿うどんは、その代表だ。ちゃんぽんは豚骨と鶏がらのスープに、野菜と海の幸を煮込んだ麺。皿うどんは揚げた麺にあんをかけた、長崎独特の食べ方。どちらも、大村を含む長崎県央の食卓に根ざしている。

返礼品は5人前。家族で食べるにも、友人を招くにも、ちょうどいい量だ。具材が別に付いているものもあり、届いたその日に、長崎の味を再現できる。
旬を待つ、ぶどうの季節
旬の農産物ぶどうコースは、5回の定期便。大村平野で育つぶどうが、季節ごとに家に届く。定期便だから、毎月「何が来るか」という楽しみがある。ぶどうの季節は限られているが、その時期に最良の状態で食べられるのが定期便の強みだ。
大村の農業は、いちご、にんじん、米、アスパラガス、トマト、温州みかんなど多品目。ぶどうもその一つ。平坦な土地で、手をかけて育てられた果実が、毎月、季節の顔を変えながら届く。
