海に面した丘陵地が育てる、穴水の牛
穴水町は能登半島の中央、七尾北湾と富山湾に挟まれた地形だ。北部と西部の丘陵が冬の風をさえぎり、比較的穏やかな気候を保つ。この地理が、牡蠣やナマコといった海の幸だけでなく、牛の飼育にも適した環境を作っている。
能登牛の切り落としは、石川県が認定した和牛だ。切り落としという形態は、家の台所にとって実用的だ。すき焼きの鍋に、丼ぶりに、炒め物に。200gから1kgまで選べるのは、一人暮らしから家族まで、その時々の食卓の規模に合わせられるということ。冷凍で届くから、使いたい分だけ解凍して、残りは冷凍庫に寝かせておける。

穴水の産業は農林水産業が主だ。スイカや栗といった農産物、そして牡蠣やナマコ、メバルやクロダイといった水産物。その同じ土地で育つ牛肉は、この町の風土そのものを食べることになる。丘陵地の牧草、海に近い気候、そうした条件が肉質に映る。
晩酌の相棒、能登ワインとの組み合わせ
穴水町の特産品には能登ワインもある。スパークリングやロゼといった選択肢がある。牛肉を焼いた夜、グラスに注ぐ。能登の地で育ったぶどうが、同じく能登の牛肉と卓を共にする。こうした組み合わせは、ふるさと納税だからこそ可能な、その町の食べ方の提案でもある。

牛肩ロースのすき焼き・しゃぶしゃぶ用も同じく能登牛だ。こちらはスライスされた状態で届く。すき焼きの鍋で、昆布だしの中で、肉の色が変わる瞬間を待つ。その時間は、穴水という町を、食卓で想う時間になる。
