平坦な大地が育てた、甘さの極み
鉾田市の台所に立つと、季節の野菜の豊かさに驚く。水菜、牛蒡、さつまいも、いちご、すいか、トマト、ほうれんそう——農産出額が全国第2位という数字の背後には、この町の農家たちが丁寧に育てた多彩な作物がある。だが、この町を代表する一品を挙げるなら、やはりメロンだ。
鉾田市は、メロンの生産量で日本一。合併前の旧鉾田町と旧旭村が、かつて全国1位と2位を占めていた。その理由は地形にある。東京から90km圏内、太平洋に面した遠浅の海岸線を持ちながら、内陸部のほとんどが平坦地。この平坦さと温和な気候が、メロンの栽培に最適な環境を作り出している。
糖度21度のメロンは、その環境の結晶だ。日本のトップブランドのメロンが最高ランクで13~14%程度の糖度であるのに対し、この町から出荷されるプレミアムランクのメロンは18%を超える。糖度21度というのは、もはや別の食べ物といってもいい。光センサーによる科学的な測定で品質が保証され、QRコードで生産者の情報まで確認できる。

届いたメロンを切ると、その香りが部屋に満ちる。赤肉か青肉か、好みで選べるが、どちらにせよ、一口目の甘さは驚きだ。冷やして食べるのが定番だが、常温で食べると、その甘さの層が口の中で広がるのを感じられる。朝食のテーブルに置けば、家族の顔が変わる。
季節の野菜も、同じ手で育てられている
メロン以外の返礼品も、この町の農業の厚みを示している。赤肉メロンは、大玉で糖度16度。こちらは通年の需要に応える品で、メロンの季節が限られる中、年間を通じて鉾田の甘さを届ける。

青肉メロンは、訳あり品だが、味に変わりはない。むしろ、形や大きさで選別された分、価格が手頃になった品を選ぶことで、この町の農業を支える選択肢にもなる。
寄付をすれば、これらのメロンが家に届く。それは単なる果物ではなく、鉾田の平坦な大地と、そこで働く農家たちの手が、季節ごとに丁寧に育てた一品だ。
旅で町を知る選択肢も
楽天トラベルクーポンを使えば、鉾田市内の宿泊施設で使える。太平洋を一望する高台の海岸線、北浦の水辺、そして農地の中に点在する風景を、実際に訪れて感じることもできる。メロンを食べて、その産地を訪ねる——そういう旅の選択肢も、この町の返礼品には用意されている。
