台地の米、地下水の恵み
東京から50キロ。つくば市に入ると、視界が開く。筑波山を除き、ほぼ平坦な関東平野だ。標高20メートルから30メートルの台地。関東ローム層に覆われた、農業に適した土地である。
この台地の米作りには、ひとつの工夫がある。台地の上だから、地下水を汲み上げる必要がある。5月から8月、水田灌漑用として大量の地下水が引き出される。その結果、市内の標高は9月に4月より2センチ低くなるほどだ。つまり、この米は地下から汲み上げた水で育つ。台地の深さまで含めた、この土地の産物なのだ。
台地の米は、令和7年産の一等米。5キロから30キロまで、家族の食べ方に合わせて選べる。炊きたての白米を、朝日が差す食卓に置く。この米の背後には、台地の地層、地下水の流れ、農家の手がある。

研究都市の、静かな夜
つくば市は1960年代から研究学園都市として開発された。現在、約300の研究機関と20,000人を超える研究者が市内に暮らす。外国からの研究者も多く、133カ国から7,500人以上が住む。

そうした人々が、夜間、どこに泊まるか。市内には複数のホテルがある。ホテル日航つくばの利用券は、15,000円分。研究会議の後、あるいは出張の夜、静かな部屋で眠る。つくば駅周辺は碁盤の目のような格子状の道路網で計画されており、どこか整然とした静けさがある。

ホテルグランド東雲の利用券も、同じ役割を果たす。この市に寄付すれば、その返礼として、研究都市の夜を過ごす場所が手に入る。
地元の手で醸す
クラフトビールも、この市の返礼品だ。Twin Peaks Mountain Brew。地元の醸造所が、この台地の水と、自分たちの手で仕込んだビール。330ミリリットル6本。晩酌の時間に、研究都市の静けさの中で、地元の味を知る。
