冬の海が仕込んだ、ボイルズワイガニの脚
亘理町の沿岸は、太平洋の冷たい潮流と阿武隈川の淡水が交わる場所だ。冬、この海から引き揚げられるズワイガニは、身が詰まり、甘みが深い。ボイルズワイガニの脚が届くのは、そうした季節の仕事の結果である。

化粧箱に入った1.5kgは、家族で食べるには十分な量だ。届いた日の夜、冷蔵庫から出して自然解凍する。殻を割ると、白い身が現れる。塩辛さは控えめで、ポン酢をかけるも、そのままかじるも良い。冬の晩酌の相棒として、あるいは正月の食卓に。こうした返礼品は、町の漁業者の手が一本一本に込められている。
同じく海の恵みだが、より大ぶりなズワイガニも選べる。どちらを選ぶかは、家族の人数と食べ方の好みで決まる。

春から秋、田んぼが育てた米
町の西側は里山、東側は沖積平野だ。その平野で育つ米は、温暖な気候と豊かな水に恵まれている。3ヶ月連続で届く、ひとめぼれは、毎月10kgずつ、新しい米が家に着く。

春の田植えから秋の収穫まで、農家の手が何度も田に入る。その労働の積み重ねが、一粒一粒に詰まっている。白米で炊けば、粒立ちが良く、冷めても硬くならない。朝食の御飯として、あるいは握り飯にして。定期便だからこそ、いつも新しい米が食卓にある。
秋の果実から、シードル
亘理町はイチゴの出荷量が東北地方第1位、リンゴも宮城県第1位だ。そうした果樹の町だからこそ、アキウクラフトのシードルが生まれた。りんごを発酵させた、微かな甘さと酸味のある飲み物。秋の夜長に、冷やして飲む。
町の産業は、海と田んぼと果樹園が三本柱だ。返礼品を通じて、その季節ごとの営みが家に届く。それが亘理町への寄付の実感である。
