湾奥の平野が米を育てる
青森市は青森湾に臨む港町だ。湾口の平舘海峡が狭いため、外洋の波浪は湾内で拡散し、干満差も小さい。こうした穏やかな海域環境は、港湾に適していた。江戸初期、弘前藩の森山弥七郎が開港を命じられたとき、浜松が繁茂する小丘が目標物になっていた。その丘の名から「青森」と改称され、寛永年間に浜町・本町・米町の三町が築かれた。
湾を背に広がるのが青森平野だ。堤川などが形成した沖積平野は、水に恵まれている。冬の降雪量は年平均567センチ。この雪解け水が春から初夏にかけて田を潤す。寒暖の差が大きい大陸性気候も、米の甘みを引き出す。
青天の霹靂は、この平野で育った米だ。青森県が開発した品種で、粒が大きく、冷めても甘さが残る。届いた五キロを炊くたび、湾奥の平野の水と雪、そして農家の手が一粒に詰まっていることを感じる。朝日が当たる食卓で、白い湯気が立つ。

海と野菜が出会う漬物
青森の食卓にはもう一つの風景がある。陸奥湾で養殖されるホタテ。そして平野で育つ野菜。この二つが出会ったのが、ねぶた漬だ。

数の子とホタテ、昆布を塩漬けにした松前漬の系統だが、青森の版は地元の野菜を加える。冷凍で届き、解凍して盛ると、海と陸の香りが立ち上る。白いご飯の上に乗せれば、米の甘さと塩辛さが対話する。晩酌の肴にも、ご飯のお供にもなる。

寄付で選ぶ、季節の果実と滞在
青森平野の南東には八甲田山が連なり、その山麓は火山性の丘陵地だ。この地形が果樹栽培に適している。サンふじは、品評会で最高賞を受けた品種で、糖度14度以上が保証される。秋から冬にかけて、その甘さは冷たい空気の中で一層引き立つ。
青森湾沿いには浅虫温泉があり、八甲田山麓には酸ヶ湯がある。楽天トラベルクーポンを使えば、これらの温泉地で滞在できる。冬の雪見風呂、春の新緑、秋の紅葉。季節ごとに青森の風土を身体で感じる選択肢もある。
寄付は、米・漬物・果実・温泉滞在へと分かれる。どれを選んでも、青森湾を抱く港町の風土が、家に届く。
