海岸線と基地に挟まれた、沖縄本島の中心
宜野湾市に入ると、風景は二つの顔を持つことに気づく。西側は東シナ海に面した遠浅の海岸。そこには沖縄コンベンションセンターや宜野湾海浜公園が立ち、観光・商業の中心地として整備されている。一方、市の中央から北部にかけては、普天間飛行場とキャンプ・フォスターが市面積の約25%を占める。国道58号と国道330号がこの二つの施設を挟むように走り、市民の日常はその間で営まれている。
13世紀には「根の島」と呼ばれ、政治・経済・文化の中心だったこの土地。1945年の沖縄戦では嘉数高地で激しい戦闘が行われ、その後60年以上、米軍施設と共存する町へと変わった。1962年に市制施行され、1985年にはプロ野球の春季キャンプが始まり、1987年には沖縄コンベンションセンターが完成。戦後の沖縄を象徴する、複雑な歴史と現在が重なる場所だ。
旅で宜野湾を知る、という選択肢
宜野湾市への寄付で得られるのは、楽天トラベルのクーポン。市内の対象施設で使える宿泊券である。コンベンションエリアのホテルに泊まり、朝は宜野湾海浜公園を散歩し、昼は国道58号沿いの大山タイモ畑を眺める。そうした滞在の中で、この町が何であるかが、少しずつ見えてくる。

基地と海、観光施設と農地。那覇市の奥武山町と並んで沖縄県のイベント中心地でありながら、市の東部には中古車販売店が30余り点在する「宜野湾中古車街道」がある。横浜DeNAベイスターズが春季キャンプを行う宜野湾海浜公園のスポーツ施設群の傍らで、地権者たちは軍用地料を受け取り続ける。そうした矛盾と共存が、宜野湾市という町の本質だ。
旅は、その複雑さを直視する手段になる。日本旅行の地域限定クーポンも同じく、市内の宿泊施設で使える。どちらを選ぶにせよ、数日間この町に身を置くことで、沖縄本島の中部がどのような場所であるか、肌で感じることができる。嘉数高台公園の展望台から普天間飛行場を一望する時、その景観の背後にある歴史と現在が、初めて一つの風景として立ち上がるのだ。

