冬の柑橘、晩白柚の重さ
氷川町は八代平野の一角だ。北西は八代海に面し、南東から北西へ氷川が流れる。この平野で育つ果実は、季節の手当てとして家の食卓に着地する。
推し一品は晩白柚。大きな柑橘だ。12月中旬から3月中旬にかけて出荷される。冬から春へ向かう季節、この果実が家に届く。

晩白柚は、そのまま食べるより、皮を活かす食べ方が向いている。厚い白い皮は、砂糖漬けにできる。あるいは、果肉を取り出して、サラダに混ぜたり、ジャムにしたり。一玉が大きいから、家族で何日もかけて食べることになる。台所に置いてあるだけで、冬の光が当たる。そういう存在感がある。
町の主幹産業は農業。い草、梨などの産地として知られている。梨は夏から秋の果実だが、柑橘は冬から春。八代平野は、季節ごとに異なる果実を育てる。その営みが、返礼品として家に届く形になっている。
春先の甘さ、メロンと柑橘詰め合わせ
肥後グリーンメロンは、4月上旬から6月中旬にかけて出荷される。春から初夏へ向かう季節の果実だ。晩白柚の季節が終わる頃、メロンが届く。

また、柑橘詰め合わせセットは、5種類の柑橘を10kg以上、12月上旬から1月上旬にかけて届ける。晩白柚だけでなく、複数の柑橘を一度に味わう選択肢もある。
氷川町の食卓は、季節の果実に支えられている。その営みを、寄付を通じて家に迎える。それが、この町の返礼品の本質だ。
