赤身の旨さが、阿蘇の風土を映す
熊本県大津町は、阿蘇の北麓に位置する町だ。火山灰が積もった土地で、古くから畜産が営まれてきた。その中でも、この町を代表する牛が「あか牛」—褐毛和種である。
黒毛和牛とは異なる、赤褐色の毛並みを持つあか牛は、粗飼料をよく食べ、赤身に旨味が詰まる牛として知られている。脂肪が少なく、肉そのものの味わいが前に出る。それは、阿蘇の草地で育つ牛だからこそ。
あか牛のロースステーキは、その赤身の良さを最も素直に引き出す部位だ。リブまたはサーロインから選べるこの返礼品は、250g×2枚という、家族の食卓にちょうど良い量。冷凍で届き、解凍して焼くだけで、赤身の旨さが立ち上る。

焼き方は単純に。塩をふって、熱したフライパンやグリルで、表面に焼き色がつく程度。赤身の牛肉は、焼きすぎると硬くなる。中火で短時間、肉の中心がほのかに温かい程度で切り上げるのが、この牛の食べ方だ。切ると、赤い肉汁が滲む。それを白いご飯に落とし、肉を乗せて食べる。あるいは、大根おろしと醤油で、シンプルに。
選択肢のある返礼品たち
この町の返礼品には、選べる自由度が組み込まれている。くまもと黒毛和牛の特上スライスは、ウデかモモを選び、さらに量(500g、1000g、1500g、2000g)を決められる。すき焼きや鍋に向く薄切りで、家族の人数や食べ方に合わせて量を調整できるのは、実用的だ。

あか牛の赤身クラシタも、400g、800g、1200gから選べる。クラシタ(肩ロース)は、すき焼きやしゃぶしゃぶに向く部位で、赤身の旨さを活かしながら、加熱による変化も楽しめる。

ひのひかりの無洗米も、5kg、10kg、20kgから選べる。大津町産のこの米は、あか牛の焼き肉の相棒として、毎日の食卓に欠かせない。無洗米なら、研ぐ手間も省ける。
返礼品を選ぶ、という行為
ふるさと納税の返礼品を選ぶことは、その町の食べ方を選ぶことでもある。大津町の場合、それは「赤身の牛肉を、シンプルに食べる」という選択肢だ。派手な加工品ではなく、素材そのものの旨さを信じる食べ方。阿蘇の風土が育てた牛の、赤身の旨さを、家の食卓に迎え入れることになる。