炭鉱町が育てた肉の味わい
福岡県中央部、筑豊地区の北部に位置する小竹町。直方市と飯塚市に挟まれたこの町は、かつて炭鉱で栄えた。昭和三十年代、小竹炭坑や古河目尾炭坑が相次いで閉山し、町の産業は大きく転換した。その歴史の中で、この町の食卓を支えてきたのが、地元で育つ畜産物だ。
博多和牛のヒレサイコロステーキは、そうした背景を持つ返礼品である。サイコロ状に切られた和牛は、フライパンで手早く焼く。表面に焦げ目がつく瞬間、脂の香りが立ち上る。一口かじると、肉の甘みが口に広がる。晩酌の一皿として、あるいは家族の食卓の中心として、この肉は届いた日から活躍する。冷凍で届くため、食べたい時に食べたい分だけ解凍できる。炭鉱で働く人々の栄養源だった肉文化が、今も町の返礼品として家庭に届く形だ。

米と苺、季節の手当て
遠賀川が南北に流れ貫く小竹町の土地は、米作りにも適している。夢つくしのパックご飯は、令和七年度産の米を使った調理済みの状態で届く。朝の忙しい時間、弁当箱に詰める米として、あるいは夜遅く帰宅した時の一杯のおかずとして、パックご飯は台所の現実を支える。四十八パック、二十四パック×二箱という量は、一人暮らしから家族まで、食べるペースに合わせて選べる。

春から初夏にかけて、あまおうの苺が届く。定期便として複数回に分けて受け取ることで、旬の時期に新鮮な状態で食卓に上る。朝食のヨーグルトに、子どもの手つかみおやつに、あるいは砂糖漬けにして保存食にする。季節の手当てとして、この町の返礼品は家の食べ方に寄り添う。

