福岡市の隣で、静かに続く食の営み
久山町は福岡市の東隣にある小さな町だ。町の西側は商業施設が立ち並び、東側は三郡山地の山林が広がる。福岡都市圏に属しながらも、町の大半は山に覆われている。そうした地形の中で、この町に本社を置く久原本家は、江戸時代から続く食品製造の家だ。
寄付すると届くのは、久原本家の出汁。8グラムの小さな袋に、昆布と鰹節、椎茸、あごが合わさったものだ。容量と定期便の形を選べるのが特徴で、毎月の食卓に合わせて調整できる。

毎日の味噌汁から、煮物まで
出汁というのは、台所の基礎だ。朝、味噌汁を作る時に一袋。昼の煮物に一袋。夜の鍋に一袋。そうして月に何度も手に取られるものだからこそ、その質感と香りが日々の食事を左右する。

この出汁は、小分けされた袋のまま使える。沸騰した湯に入れて数分待つだけで、昆布と鰹の香りが立ち上る。椎茸とあごの深みが加わることで、塩辛いだけでない、層のある味わいになる。定期便を選べば、切らすことなく台所に常備できる。
福岡市に隣接しながらも、山に囲まれた久山町。その町で、食の営みは今も静かに続いている。この出汁は、そうした営みが家の食卓に届く形だ。
