筑豊の商都が、肉を漬ける
直方市は筑豊の北端、遠賀川沿いの平野に開けた町だ。江戸時代は長崎街道の宿場として栄え、明治から昭和30年代は石炭産業で栄えた。その後、エネルギー革命で炭鉱は閉山したが、この町は北九州市に隣接する地の利を生かし、工業都市へと産業を転換させた。鉄工業や機械工業が主力となり、今も自動車産業の集積が進んでいる。
そうした産業転換の中で、直方の食卓を支えてきたのが、肉の加工技術だ。秘伝コク旨たれ漬け牛肉は、牛サガリとハラミを選べる返礼品。サガリは横隔膜の筋肉で、赤身ながら独特の風味を持つ部位。ハラミは腹部の筋肉で、柔らかさが特徴だ。どちらも、そのままでは硬くなりやすい部位を、秘伝のたれに漬けることで、柔らかさと旨味を引き出している。

届いた肉は、冷蔵で保存できる。焼く前にたれをよく絡ませ、強火でさっと焼く。表面が香ばしく焦げ、中は柔らかく仕上がる。夏の夜、家族で囲む焼肉の卓に、この肉があると、食事の質感が変わる。たれの塩辛さと肉の脂が交わり、ご飯が進む。
明太子と米、町の産業を映す返礼品
直方市内に本社を置くやまや熟成無着色明太子は、筑豊地方の食卓に欠かせない一品。切子は、明太子の腹部を塩漬けにしたもので、粒がしっかり詰まり、塩辛さが濃い。ご飯の上に乗せるだけで、朝食が完成する。定期便を選べば、3回から12回まで、季節ごとに届く楽しみがある。

元気つくしパックごはんは、福岡県産の米を使ったレンジ加熱用のご飯。150g×32食入りは、一人暮らしや小家族の日常食として、常備しておくと心強い。朝の準備が急ぐ日、夜遅く帰宅した時、このご飯があると、食卓が整う。
職人の手が込められた菓子
もち吉の特撰詰合せは、直方市内に本社を置く森田製菓の代表作。煎餅、あられ、豆菓子など8種類が36袋に詰められている。江戸時代から続く菓子作りの技が、一枚一枚に込められている。来客時の茶菓子として、また季節の贈り物として、この詰め合わせは、町の手仕事を代表する品だ。
