瀬戸内の奥、燧灘に面した工業都市
新居浜市は瀬戸内海の最奥、燧灘に面している。北は海、南は四国山地。三方を山に囲まれた盆地のような地形が、夏の気温を高める。この地理が、江戸時代から別子銅山の繁栄を支え、やがて住友財閥の企業城下町へと変えていった。
工業都市として知られる新居浜だが、その産業の根は深い。元禄4年の銅山開坑から、産業技術が蓄積され、今日の四国有数の工業地帯が形作られた。だが工業だけが町ではない。隣接する今治市とともに、瀬戸内の手仕事の伝統も息づいている。
今治タオルに映る、丁寧さの系譜
今治タオルの速乾シリーズは、この町の気質を映している。瀬戸内式気候の温暖さと少雨。そして何より、産業技術を積み重ねてきた手仕事の文化。タオルは日々の暮らしに寄り添う品だ。朝、顔を洗う時。風呂上がり。洗濯物を干す時。速く乾く、という機能は、瀬戸内の気候と、織り手の工夫が一体になった結果である。

バスタオルを広げれば、その厚みと柔らかさが手に伝わる。色も選べる。3枚か10枚か、暮らしに合わせて選べる。毎日使うものだからこそ、質が問われる。新居浜に寄付すれば、この町が培ってきた産業技術と、隣の今治の織りの伝統が、あなたの家に届く。

工業都市の奥に、人の手がある
新居浜は確かに工業都市だ。住友グループの企業城下町として、重化学工業が市街地を形作っている。だが同時に、この町は瀬戸内の一部でもある。キャンプGINのようなアウトドア向けの酒も生まれている。山と海に囲まれた地形が、そうした多様な営みを許容している。

伊予牛の小間切れも、この地の産物だ。瀬戸内の温暖な気候で育った牛肉。すき焼きや炒め物に。食卓に届く時、それは単なる肉ではなく、この町の風土そのものである。
工業都市・新居浜。その名の下に、丁寧な手仕事と、瀬戸内の恵みが静かに続いている。
