小さな町だからこそ、丁寧に
奈良県磯城郡の三宅町は、面積4.07平方キロ。全国で2番目に小さい町です。人口も6000人余り。こんな町だからこそ、返礼品も「大量・豪華」ではなく、家の食卓に本当に必要な形で届く。
国産牛肉の切り落としは、200グラム単位で小分けされています。冷凍真空パック。これは、一人暮らしや二人世帯の台所を知っている人の設計です。

大きな塊で届いて、使い切れず冷凍庫に眠る——そういう無駄を避けた形。週に2、3回、必要な分だけ解凍して、味噌汁に落とす、炒め物に加える、そういう日常の使い方を想定している。真空パックなら、冷凍焼けも防げます。
三宅町は古くから、ものづくりの町です。野球用グローブやスパイクシューズ、靴下——細かい手仕事で知られてきた。その気質が、返礼品にも表れているのだと思います。大量生産ではなく、受け取る側の暮らしを想像した、小さな配慮。
届いた肉を、どう使うか
切り落としは、形が不揃いだからこそ、使い道が広い。味噌汁の具、牛丼、すき焼き、炒め物——どれでも活躍します。冷凍庫に常備しておくと、急に肉が必要になった時の心強さは格別です。

小分けされているので、一度に全部を解凍する必要がない。朝、夜ご飯の準備をする時に、その日分だけ冷蔵室に移す。そういう現実的な使い方ができます。
小さな町からの返礼品だからこそ、派手さはありません。でも、毎日の食卓に静かに、確実に役立つ。そういう品を選んだ町の姿勢が、私は好きです。