玉川が運ぶ、季節の贈り物
井手町を東西に貫く玉川。春は桜並木で知られ、夏はほたるが舞う谷川。古来、この川沿いは山吹や蛙の名所として和歌に詠まれてきた。そうした季節の移ろいの中で、この町の食卓にも川の恵みが自然に着地してきた。
蒸し寿司セットは、そうした季節感を一皿に凝縮した返礼品だ。かに、えび、あなごの三種が、各種二個ずつ。寿司というと握りを思い浮かべるかもしれないが、蒸し寿司は異なる。ふんわりとした卵焼きの層が、酢飯を包み込む。冷たい握り寿司とは違い、温かみのある食べ方だ。

届いた箱を開けると、季節ごとに異なる表情が見える。春先ならえびの淡いピンク、初夏ならあなごの香ばしさ、秋口ならかにの深い味わい。一つの返礼品の中に、玉川沿いの季節が詰まっている。
晩酌の時間に、あるいは家族の食卓に。温め直して食べるのもよし、そのままでもよし。蒸し寿司は、握り寿司ほど『特別な日』を要求しない。日常の中で、ふと季節を感じさせてくれる食べ物だ。
小さな町の、丁寧な手仕事
井手町は人口七千余の小さな町。町域の七割が山林で、玉川の流域に田園が広がる。農業と土木業が主産業だが、近年は新産業育成施設への入居も進み、地元の事業者たちが少しずつ新しい仕事を生み出している。

そうした町の中で、季節の食材を丁寧に仕込む職人たちがいる。蒸し寿司も、一つ一つ手で仕上げられるものだ。大量生産ではなく、季節の素材を見極めながら、毎日の仕事として作られている。
玉川の桜が散り、ほたるが舞う季節へ。そして秋へ。この町に寄付することで、そうした季節の手仕事が、あなたの食卓に届く。それは単なる『返礼品』ではなく、小さな町の暮らしと、あなたの食卓をつなぐ一本の糸なのだ。