海と山の間で育つ米
鈴鹿市は東に伊勢湾、西に鈴鹿山脈を抱える。その地形が、この町の産業も風景も決めている。
戦後、海軍工廠跡に自動車や電機の工場が立ち並び、工業都市へと生まれ変わった。だが同時に、市内には広大な水田地帯が今も残っている。特に一ノ宮地区は市内最大の水田地帯だ。海に近い平野部の水は、山からの清流と潮風の影響を受ける。そうした環境で育つ米は、粘りと甘みのバランスが独特になる。
三重県産減農薬コシヒカリは、そうした風土の産物だ。4キロ(2キロ×2)の精米が届く。毎日の食卓に、この町の地形が刻まれた味が着地する。炊きたての湯気の中に、海と山の距離感が感じられるような、そんな一杯になるだろう。

旅で町を知る
この町を訪れたいなら、JTBふるさと旅行クーポンが選択肢になる。白子地区の旧街道沿いに立ち並ぶ旧家、東海道の宿場町の面影、そして伊勢湾を臨む漁港。工業都市の顔と、江戸の商人が行き来した町の顔が、同じ市域に共存している。その二つの時間を自分の足で歩んでみる。それもまた、この町を知る方法だ。

