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愛知県安城市のふるさと納税 明治用水が開いた土地で、いま米を育てる

愛知県安城市のふるさと納税は現在 1件の返礼品を提供しています。 代表的な寄付額は ¥17,000。 主なカテゴリは 食品・お酒(1件) です。

安城の米は、150年前の開墾計画から始まった。

愛知県安城市のふるさと納税 返礼品で人気の地域の風景
安城市(愛知県)/ 写真: Wikimedia Commons

安城市のおすすめ(編集部が選定)

収録返礼品は全1件。

台地を水が走った時代から

安城の土地は、かつて生産性の低い碧海台地だった。19世紀、豪農たちが矢作川から用水を引く計画を立てたが、反対と病死で頓挫した。それを引き継いだのが明治時代。1878年に建設が始まった明治用水は、4年で一部が開通し、1885年までに280キロメートルが開削された。その水が、それまで何もできなかった台地を一変させた。

愛知県・安城市の位置

私はこの町を、水路が引かれた瞬間から始まる場所だと見ている。明治用水の幹線・支線が今も市内を流れ、その水が田を潤す。安城が「日本デンマーク」と呼ばれた1920年代から1930年代、農業の先進地として知られたのは、この用水があったからだ。農林学校が置かれ、農業指導機関が集まり、多角化と共同化が進んだ。その土壌の上に、いまの米がある。

食卓に届く、その米の現在

愛知県産あいちのかおりは、この町の水と土で育った白米だ。5キロという量は、一人暮らしなら1ヶ月弱、家族なら2週間強。毎日の炊飯に、ちょうど使い切れる分量である。

愛知県産あいちのかおり
愛知県産あいちのかおり ・ ¥17,000

届いた米を開けると、粒が揃っている。炊くと、甘みが立つ。これは品種の特性もあるが、同時に、この地域の水と気候が米に与えた性質でもある。岡崎平野の中央、矢作川の西岸に位置する安城は、夏は暑く冬は冷え込む内地性の気候。その気候が、米の食味を作る。

愛知県安城市
愛知県安城市 ・ 写真: Evelyn-rose / Wikimedia Commons(CC0)

白米は、冷めても硬くなりにくい。おにぎりにしても、弁当に詰めても、翌日食べても米の粒がしっかり立っている。朝、急いでいる時も、夜、ゆっくり食べる時も、この米は台所の中で同じ顔をしている。保存は、冷暗所で。開封後は冷蔵庫の野菜室に入れておくと、虫がつきにくく、風味も落ちない。

150年の水が、毎日の食卓へ

安城の米を食べることは、明治用水が開いた土地の歴史を、毎食、口に入れることだ。その水がなければ、この台地は今も何も育たない場所だったかもしれない。いまは、名古屋や豊田の衛星都市として工業が盛んだが、市域の40%弱は今も田である。その田を潤す水は、150年前に引かれた用水から続いている。

毎日、白米を炊く。その米粒の一つ一つが、この町の水と土と気候の産物だ。

安城市のおすすめ返礼品(編集部の推し)

愛知県産あいちのかおり白米5kg_ あいちのかおり 白米

¥17,000

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愛知県・市 ・ 人口約188,801 ・ 自動車工業・機械工業・農業(米・野菜)・製糸業・紡績業(歴史的) ・ 収録返礼品 1件 ・ 自治体公式

安城市に寄付して受け取れる返礼品(1件)

安城は、工業都市として知られることが多い。だが、市域の半分弱が田畑であり、その中心には明治用水という150年の歴史がある。返礼品の米は、その歴史の上に成り立っている。高度経済成長期に工場が次々と進出した町だからこそ、農地が減り続けた時代を経ても、なお米を育てる土地が残っている。その事実が、この返礼品の背景にある。— 高木 みのり