ふるさと納税 返礼品ガイド 静岡県菊川市・収録 2件 返礼品を見る ↓控除上限額を試算
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静岡県菊川市のふるさと納税 菊川市の米は、水争いを越えた土地の記憶

静岡県菊川市のふるさと納税は現在 2件の返礼品を提供しています。 寄付額は ¥12,000 〜 ¥13,000 の幅で選べます。 主なカテゴリは 食品・お酒(2件) です。

牧之原台地と菊川平野に育つ米。領主が33に分かれた時代から、農民たちが引いた用水が今も流れている。

静岡県菊川市のふるさと納税 返礼品で人気の地域の風景
菊川市(静岡県)/ 写真: Sato S(CC BY-SA 3.0)

菊川市のおすすめ(編集部が選定)

収録返礼品は全2件。

水を奪い合った土地が、いま米を育てる

菊川市の米を食べるとき、私はこの町の地形を思う。牧之原台地と菊川平野に挟まれた、かつて海だった場所。隆起して陸になった土地は、古来から水に飢えていた。

静岡県・菊川市の位置

江戸時代、この地域は33の村が19の領主に分割統治されていた。領主が多すぎて、河川改修すら進まない。農民たちは村の境を越えて掛川まで物資を求めた。そんな中、三浦刑部親子が加茂用水を、中条右近太夫が嶺田用水を引いた。領主の混在という矛盾を、農民たちの直訴と幕府権力で乗り越えた、その用水が今も流れている。

明治になると、牧之原台地の開拓が始まる。徳川慶喜を護衛していた精鋭隊の中條景昭、後の初代静岡県知事となる関口隆吉ら、無禄となった士族たちが入植した。原野を茶園に変えた彼らの開拓精神は、この町の産業の根になっている。

菊川市産の静岡きぬむすめは、そうした歴史の上に育つ。白米か玄米か、5kgか10kgか、秋冬か春先か——届く時期と量を自分の食卓に合わせて選べる。新米の季節に白米で炊けば、粒が立ち、甘みが引き立つ。冬から春にかけて玄米で、朝食の一杯に噛み締めるのもいい。

菊川市産の静岡きぬむすめ
菊川市産の静岡きぬむすめ ・ ¥12,000

菊川の米は、派手ではない。だが、この土地が何度も水を引き、何度も領主の境を越えて、農民たちが守ってきた田んぼの米だ。食卓に届いたとき、その重さを感じてほしい。

選べる品種、選べる時期——食べ手の都合に寄り添う

もう一つ、菊川市産の静岡コシヒカリも同じ町の米だ。きぬむすめとコシヒカリ、品種の違いは食べ手の好みで選ぶ。コシヒカリは粘りが強く、冷めても硬くなりにくい。弁当に詰めるなら、このコシヒカリがいい。

菊川市産の静岡コシヒカリ
菊川市産の静岡コシヒカリ ・ ¥13,000

発送時期を秋冬か春先か選べるのは、この町が新米の季節を大事にしているからだろう。秋に収穫した米を、冬の間に熟成させて春に届けることもできる。食べ手が「今、この米が欲しい」という時期に、菊川の米が家に着く。それは、かつて領主の境を越えて物資を求めた農民たちの、生活圏を尊重する姿勢の、現代版かもしれない。

菊川市のおすすめ返礼品(編集部の推し)

<選べる種類・内容量・発送時期> 菊川市産

¥12,000

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静岡県・市 ・ 人口約47,194 ・ 茶(深蒸し菊川茶)・製茶機器製造・自動車関連部品 ・ 収録返礼品 2件 ・ 自治体公式

菊川市に寄付して受け取れる返礼品(2件)

菊川市は工業も盛んな町だが、返礼品は米に絞った。なぜなら、この町の米には、領主分割という矛盾を農民たちが用水で乗り越えた歴史が、そのまま田んぼに刻まれているから。派手さはないが、食べるたびに土地の記憶が立ち上る。そういう返礼品を、私は推したい。— 高木 みのり