七里岩の上で、肉が熟成する
北杜市の地形は、食卓に届く返礼品の味を決める。八ヶ岳南麓の七里岩と呼ばれる台地は、標高800m超。ここは冬日が年109日を超える冷涼地だ。昼夜の気温差が大きく、年平均気温は11.3℃。こうした環境が、牧畜に適した土地を作ってきた。
古代、この地は「逸見牧」と呼ばれ、良馬の産地として知られていた。その伝統は、いまも畜産に息づいている。甲州牛の切り落とし1.2kgは、この冷涼な高原で育った黒毛和牛だ。A4・5ランク級という品質は、単なる等級ではなく、寒暖差の中で時間をかけて肉が熟成されたことの証だ。

家に届いたら、すき焼きの鍋に入れる前に、肉の色を見てほしい。赤身と脂のバランスが、この土地の気候を映している。冷涼地の牛は、脂が細かく入り、口の中で溶ける。それは、夏の暑さで脂が流れ落ちず、冬の寒さで引き締まるからだ。
南アルプスの湧水が、梅酒に透明感をもたらす
北杜市の水は、南アルプスからの湧水だ。この水がウイスキー製造にも使われるほど、ミネラルバランスが整っている。八ヶ岳南麓湧水で仕込んだ梅酒は、その水の透明感をそのまま活かしている。甘さ控えめという設定は、水の質を信頼する酒蔵の判断だ。

晩酌の時間に、ロックで飲むと、梅の香りの奥に、この土地の水が静かに流れているのが感じられる。夏の夜、冷やして飲めば、高原の涼しさまで届く。

高原野菜と米、季節の手当て
戦後、開拓者たちがこの高原に入植した時、生活は厳しかった。だが、やがて酪農と高原野菜の栽培が定着し、いまでは北杜市の経済を支える産業になった。色白美人らっきょうは、その高原野菜文化の一つだ。無添加で、食べきりサイズが選べるのは、一人暮らしや少人数世帯の台所を想定した配慮だ。ご飯のお供に、漬物として、季節を通じて重宝する。
米も、この土地の代表だ。定期便で選べる無洗米は、日照時間が日本一長いという北杜の気候が育てた米を、手間なく食卓に届ける。無洗米なら、朝の準備も簡単だ。
季節の先取り、さくらんぼとブルーベリー
高原の短い夏は、果実の季節でもある。完熟さくらんぼの先行予約は、2026年の初夏を今から約束する。佐藤錦や紅秀峰といった品種が選べるのは、好みの甘さや食感を自分で決められるということだ。
無農薬の大粒ブルーベリーも、高原の日差しをたっぷり受けた果実だ。容量が選べるのは、新鮮さを保ちながら、食べるペースに合わせるための工夫だ。
北杜市への寄付は、この町の地形と気候、そして人の手が作った食卓の風景を、自分の家に招くことだ。
