越後平野の北、米を育てる水と風土
新発田は、越後平野の北部に位置する町だ。東には飯豊山や二王子岳といった山々が控え、西は日本海に面した白砂浜が広がる。この地形が生み出すのは、加治川などを水源とした広大な水田地帯である。私はこの町を、水と米に支えられた土地だと見ている。
冬の降雪量は新潟市より多く、年間244センチに達する。この雪が春に解けて、田んぼを潤す。そうした季節の営みの中で、県下有名なコシヒカリが育つ。新発田の米は、単なる商品ではなく、この地の冬と春の往来そのものなのだ。
推し一品:選べる配送月の新潟産コシヒカリ
この返礼品の良さは、配送月が選べることにある。新米の秋、冬を越した春、初夏——あなたの食卓のタイミングに合わせて、新発田の米が届く。容量も4キロから20キロまで選べるので、家族の人数や保存スペースに応じて無理なく受け取れる。

米は、届いた日から毎日の食卓に着地する。朝のご飯、昼のおにぎり、夜の一杯のために炊く白米。新発田の米は、こうした日常の繰り返しの中で、その土地の水と手間を食べることになる。冷めても粘りが残り、おかずを選ばない。冬の漬物、春の山菜、夏の冷や奴——季節ごとの食べ方が自然と浮かぶ米だ。
城下町の晩酌と、海の幸
新発田は、慶長3年に溝口秀勝が6万石の所領を得て以来、藩の城下町として栄えた。その歴史の中で、茶道が盛行され、和菓子業も育った。同時に、酒造会社も根を張った。
地酒の飲み比べセットは、この町の酒蔵の仕事を家に招く。王紋の大吟醸と純米吟醸——異なる造り手の手が入った二本を、同じ晩酌の時間に並べて飲む。米から酒へと変わる過程を、飲み手が味わう。新発田の米が、この町の水と技で酒になった姿だ。

また、鮭といかとかきの味噌漬けセットは、市内に一つだけある松塚漁港からの贈り物。日本海の塩辛さを、麹みそで和らげた保存食。ご飯の上に乗せ、酒の肴にもなる。冬の新発田で、こうした海の幸と米が、同じ食卓に並ぶ。

返礼品を選ぶ視点
新発田への寄付は、米を軸に考えるのが自然だ。この町の産業、風土、季節の営みが、すべて米に集約されている。配送月を選べるコシヒカリを基本に、晩酌の時間に地酒を加え、海の幸で季節を感じる——そうした選び方が、新発田という町を食卓で知ることになる。
