高麗川の流域、坂戸の牛肉
坂戸は埼玉県のほぼ中央、池袋から東武東上線で40分の距離にある。1970年代以降、東京のベッドタウンとして急速に都市化した町だが、市の南西から北東へ流れる高麗川という清流が、今も農業地帯を潤している。私はこの町を『都市と田園の境界線上にある場所』と見ている。
クロッドステーキは、その坂戸の牧場で育った牛を、120g単位で10枚、計1,200gで届く。ステーキ肉というと、特別な日の食卓を想像しがちだが、この返礼品の実用的な分量と形は、むしろ日常の晩酌や家族の夜ご飯に着地する。一枚を焼いて、塩とこしょう。フライパンの上で肉が縮む音、脂が香る瞬間。そういう台所の現実を想定した返礼品だ。

高麗川流域の農地は、かつて江戸時代には日光脇往還の宿場町・坂戸宿として栄えた歴史を持つ。その後、都市化の波に飲まれながらも、なお清流と牧場が共存する風土がある。この牛肉は、そうした坂戸の『失われずに残っているもの』を代表している。
玄米を、毎日の食卓へ
金芽ロウカット玄米ごはんは、150gのパック×3個×8セット。玄米100%で、加熱済みだから、電子レンジで温めるだけで食べられる。

玄米は栄養価が高いと言われるが、ここで大事なのは『毎日食べるか、食べないか』という現実だ。このパック形式は、朝の弁当に、昼の一人分に、夜の副食として、手を汚さず、計量の手間なく、ごはんを用意できる。非常食としても機能する。坂戸のような都市近郊の、忙しい家庭の台所を想定した設計だと感じる。
高麗川の流域で育つ野菜や米も、この町の農業の基盤だ。玄米という『素朴で、毎日の栄養を支える食材』は、坂戸の農業の顔として、牛肉と同じくらい説得力がある。