台地が育てる、冬のいちご
本庄市の北部は、利根川を背に広がる畑地帯だ。北武蛇台地・本庄台地と呼ばれる内陸の台地は、秋冬に西風が強く吹き抜ける。この風通しの良さと、安定した土壌が、野菜や果実を育てるのに適している。そうした風土の中で、冬から春にかけて出荷される埼玉県産いちご「あまりん」は、寒冷期に甘みを凝縮させた品だ。

150gのパックが4つ。届いた時点では、まだ冷蔵便の冷たさが残っているだろう。箱を開けて、粒を手に取ると、冬の朝の空気感がそのまま詰まっているような、張りのある果肉が指に返ってくる。そのまま食べるのが最初の一口。砂糖をかけることなく、果実そのものの甘さが口に広がる。
食卓への着地
4パックあるので、毎朝のヨーグルトに一パック分を加えるのが無理のない食べ方だ。冷たいヨーグルトの中に、冬いちごの粒を落とすと、酸味と甘みのバランスが一層引き立つ。あるいは、子どもたちのおやつに、そのまま小皿に盛って出す。冬の果物は限られているから、この時期のいちごは、家の食卓に季節感をもたらす。
保存は冷蔵で。届いてから数日以内に食べ切るのが理想だが、急いで消費する必要はない。むしろ、毎日少しずつ、冬の間の楽しみとして、ペースを保ちながら食べるのが、この返礼品の使い方だと思う。
