分水嶺の町、冬は-15℃を下回る
群馬県の北西、吾妻郡の奥。町に入ると、すぐに気づく。空気が違う。
三国山脈の2000メートル級の山々に囲まれ、町の平均標高は1188.9メートル。町役場の標高も1181メートル。日本で最も高い位置にある町役場だ。太平洋と日本海の分水嶺がここを通る。冬は12月から3月まで日平均気温が氷点下。年間降雪量は644センチメートル。-15℃を下回る日も珍しくない。
この厳しさの中で、ただ一つ、温かいものがある。草津温泉だ。
「くさみず」から「草津」へ。湯治の歴史が刻まれた地
地名の由来は硫黄臭の強い温泉を表した「くさみず」。室町時代後期に「草津」と書かれるようになった。江戸時代の延宝年間には、すでに利用者を取り締まる法度が定められていた。それほど古くから、人々はこの湯を求めてやってきた。

戦国時代以来、傷病者、特にハンセン病患者で賑わった。明治期の大火を経て、医学博士エルヴィン・ベルツとコンウォール・リーにより、ハンセン病に効く湯治場としての地位が世界に確立された。
今、その温泉への感謝を形にしたのが 温泉感謝券 だ。1万円の寄附で1000円券3枚。町内の対象施設で使える。

湯に浸かる、その先へ
冬の朝、-15℃の空気の中で、湯気が立ち上る。その光景は、この町の本質を映している。厳しい自然と、それに対抗する人間の営み。温泉はその営みの象徴だ。
感謝券を手にして、草津に向かう。到着して、まず温泉に浸かる。肌に触れる湯の温度。硫黄の香り。窓の外は雪。その時間が、この町への寄附の報酬になる。
高原の町での滞在をより深くしたければ、2万円の寄附で6枚の感謝券 を選ぶ手もある。複数の施設を巡り、町の温泉文化に触れる。あるいは 楽天トラベルクーポン で、宿泊を組み合わせる。

いずれにせよ、この町の返礼品は『体験』だ。物ではなく、時間。分水嶺の町で、冬の厳しさに包まれながら、温泉の湯に浸かる。その時間を、寄附は約束する。
