最上川が大きく屈曲する地で
大江町は、最上川が山形盆地から長井盆地への峡谷を抜けた先で、はじめて大きく屈曲する場所にある。町名の由来もそこにあるという。東西に細長く広がる町域の約80%が森林で、月布川が中央を東進し、最上川に合流する。この地形が、夏の果実を育てる。
寒暖の差が大きく、降雪量も多い大陸性気候。冬の厳しさがあるからこそ、春から初夏にかけて芽吹く樹々の生命力は濃い。町の農家たちは、この気候と地形を読みながら、季節ごとに異なる果実を丁寧に育ててきた。
夏の盛りに届く、ぶどうの房
シャインマスカットは、9月中旬から順次発送される。贈答規格で、房は2~3房、総量約1.4kg。箱を開けた時の、その房の大きさと色合いが、まず目に入る。粒は大きく、種がなく、皮ごと食べられる。冷蔵庫で冷やして、食卓に出す。家族で房をつかみながら、粒をもぎ取って食べる。その手の動きが、自然と丁寧になる果実だ。

同じ時期にピオーネも届く。こちらは3~4房で約2kg。粒がより大きく、濃い紫色。甘みが深く、ぶどうらしい香りが強い。シャインマスカットとは異なる食べ応えがある。どちらを選ぶか、あるいは両方か。その選択肢があることが、ふるさと納税の返礼品の良さだと思う。

初夏の短い季節に
6月には紅秀峰が届く。さくらんぼだ。内容量は360gから1080gまで選べる。小ぶりな家族なら360g、親戚が集まる時期なら1080g。その時々の食卓の大きさに合わせて選べる。

さくらんぼは、届いたその日が食べ頃。冷蔵庫で冷やして、そのまま口に入れる。初夏の短い季節の、さらに短い出荷期間。だからこそ、毎年この時期を待つ人も多い。
秋口の米も
はえぬきは、10月頃から発送される。大江町産の米。5kgから90kgまで、内容量と配送回数を選べる。月布川の谷底平野で育った米が、秋口に家に届く。冬の間、白米として毎日の食卓に上る。
最上川の谷間で、季節ごとに異なる食べ物が熟れる。その営みが、この町の返礼品に詰まっている。
