山と海に挟まれた、牛の町
白老は北海道の中南部、札幌から道央自動車道で40分ほどの位置にある。支笏洞爺国立公園に囲まれた山々—樽前山、白老岳、ホロホロ山—が町を抱き、海岸線は25キロ続く。この地形が、白老を畜産の町にした。
1954年、島根県から黒毛和種が導入されたのを機に、白老の牛飼いは始まった。翌年から肉牛の貸付事業が動き、1968年には全道総合畜産共進会で白老の和牛が最高位賞を獲得している。以来、この町は北海道を代表する肉用牛の産地として知られてきた。
なぜこの町で牛か。山間部の広大な国有林、冷涼で湿潤な気候、そして港を持つ流通の利便性。アイヌの人々が長く暮らしてきた土地の地形そのものが、現代の畜産を支えている。
焼肉で、その土地を食べる
白老産黒毛和牛の味付け焼肉は、届いた日から食卓に着地する。パックを開けば、すでに味が入った肉が、焼くだけの状態で待っている。

夜、ホットプレートを出す。肉を並べて、火を通す。脂が音を立てて焼ける。その香りは、白老の冷たい風、山の湿った空気、そして半世紀の畜産の手仕事を一度に呼び起こす。肉を食べるとき、あなたの舌は白老の土地そのものに触れている。
黒毛和牛は、赤身と脂のバランスが命だ。この町で育った牛は、冷涼な気候の中でゆっくり成長する。だから肉質が詰まり、脂が甘い。焼肉という最もシンプルな調理法だからこそ、その違いが明確に伝わる。
選べる量は400グラムから2.4キロまで。一人暮らしなら400グラムを何度も取り寄せるのもいい。家族なら1.2キロを選んで、季節ごとに食卓に呼ぶ。冷凍で届くから、食べたいときに解凍して、その日の気分で焼く。台所の自由度が生まれる。
他の白老の食べ方
白老の食卓は、牛だけではない。新巻鮭の切り身も、この町の冬の定番だ。北海道産の塩鮭を、1.5キロから6キロまで選べる。朝食の焼き鮭、弁当の一品、夜の酒の肴。塩鮭は保存が効き、家の冷凍庫に常備する食材だ。白老の港から出た鮭が、あなたの家の食卓に何度も上がる。

ボイルヤナギダコも、白老の海の産物だ。小分けパックで届くから、一度に食べきる必要がない。酢の物に、サラダに、そのまま冷やして食べる。タコの歯応えは、白老の海の深さを感じさせる。
白老に寄付するとき、あなたは単に返礼品を受け取るのではなく、この町の産業—山の牛、海の鮭とタコ—を自分の家に招き入れることになる。それは、白老という土地を、季節ごと、食事ごとに思い出すことでもある。
