火山灰が肥やした土で育つ、夏の二つの果実
壮瞥町は、洞爺湖の南東岸に位置する小さな町だ。有珠山と昭和新山という二つの火山を抱え、1944年の昭和新山の形成から今日まで、この町の農業は火山との共生の歴史を重ねてきた。火山灰は厄災でもあり、同時に土を肥やす恵みでもある。その矛盾を引き受けながら、この町の農家たちは果樹園を守ってきた。
赤肉メロンとトウモロコシは、その営みの最も素直な表現だ。7月に届く赤肉メロン2玉とトウモロコシ22~25本。北海道の中でも夏は涼しく、冬は温暖という壮瞥の気候が、甘さを凝縮させる。メロンは冷蔵庫で冷やし、朝食のテーブルに半分に割った姿で置く。スプーンで掬う果肉は、火山灰を含んだ土の深さを食べることになる。トウモロコシは、届いたその日のうちに塩茹でするのが家の食べ方だ。皮をむきながら、湯気の中で甘い香りが立ち上る。夏の台所は、この二つの野菜で満たされる。

定期便で季節を追う、もう一つの選択肢
同じメロンとトウモロコシに、じゃがいも(とうや)を加えた3回定期便もある。7月、8月、9月と、三度にわたって壮瞥の夏から秋へ向かう季節の恵みが家に届く。メロン2玉、スイートコーン約5kg、そしてじゃがいも約10kg。じゃがいも(とうや)は、この地域で育つ品種で、粘質が強く、煮崩れしにくい。カレーに入れても、シチューに入れても、形を保ったまま食卓に着地する。三度の配送は、一度の寄付で季節を三度味わう仕組みだ。

温泉と火山を背景に、滞在する選択肢
壮瞥町には洞爺湖温泉、壮瞥温泉、蟠渓温泉、仲洞爺温泉、弁景温泉と、複数の温泉地がある。楽天トラベルクーポンを使えば、これらの施設での宿泊が返礼品として機能する。火山と湖を眺めながら温泉に浸かる時間は、この町の地形そのものを身体で感じることになる。寄付額に応じて、10万円のクーポンもある。家族で一泊、あるいは複数回の日帰り温泉という選択肢も生まれる。
壮瞥の返礼品は、観光と農業という二つの産業の両輪を映している。火山灰の上に育つ果実を食べ、その火山を眺めながら温泉に浸かる。小さな町だからこそ、その営みの全体像が一つの寄付の中に収まる。
