知床の台地が育む、黄金色の芋
オホーツク海の冷たい風が吹き抜ける斜里岳の山麓。なだらかな台地が広がり、肥沃な土壌が眠っている。この地形が、ひとつの野菜を育てた。
知床の黄金色の芋は、きたあかりという品種。北海道を代表する馬鈴薯だが、この町で育つそれは、冷涼な気候と融雪期の豊かな水が、でんぷんを凝縮させる。皮は薄く、中身は黄金色。加熱すると、ほくほくとした食感と、甘みが立ち上る。

1913年、三井農場が3,000町歩の開墾に着手した時代から、この土地は農業と向き合ってきた。開拓の歴史は厳しく、営農条件の困難さから離農も相次いだ。だが、その試行錯誤の中で、この台地に何が根付くのかが、少しずつ見えてきた。今、その答えが、食卓に届く。
海が運ぶ、つぶ貝の深い味わい
ウトロ漁港。オホーツク海に面した港から、季節ごとに異なる海の恵みが上がる。その中でも、つぶ貝は、この町の海を代表する一品だ。

つぶ貝の柔らか煮は、殻を除去し、湯煎で温めるだけで食卓に着く。身は柔らかく、海の塩辛さと、煮込みの深い味わいが重なる。晩酌の肴に、あるいは白いご飯の上に。シンプルな調理だからこそ、海が育てた素材の本質が浮かぶ。

この港は、1951年に第4種漁港の指定を受け、以来、地域の生業を支えてきた。知床の荒波に鍛えられた漁師たちの手が、季節ごとに海と向き合う。その営みが、一つの缶詰に凝縮されている。
寄付して、知床に泊まる
楽天トラベルクーポンは、斜里町の対象施設で使える。知床国立公園を望む宿、ウトロの温泉宿。冬の流氷、春の融雪、夏の深緑、秋の紅葉。季節ごとに表情を変える知床の風景を、この町に泊まって感じることができる。
寄付は、この町の自然を守る営みにも向かう。1977年から続く「しれとこ100平方メートル運動」は、開拓跡地を買い取り、原生林の回復を目指してきた。寄付金は、その長期的な保全活動を支える。知床の未来を、自分の手で守る選択肢でもある。
