栗山の米は、町の歴史そのもの
栗山町は、仙台藩の旧士族たちが開拓した土地だ。1888年、泉麟太郎らが夕張開墾起業組合を立ち上げ、24名が入植した時から、この町の米作りは始まった。その後、炭鉱が栄え、労働者たちの食卓を支えたのが地元の米だった。小林酒造が1901年に移転し、周辺の炭鉱労働者に愛されたのも、この町の米があったからこそ。米と酒と炭鉱——栗山の産業史は、すべて米を中心に回っていた。
今、その米は きなうす米ゆめぴりか として、毎月の食卓に届く。「きなうす」とはアイヌ語で「昔、湿地が多く蒲が群生していたところ」という意味。つまり、この町の原風景そのものが米の名前になっている。無洗米だから、届いたその日から研ぐ手間なく炊ける。朝、白い湯気が立ち上る時、あなたの台所には栗山の歴史が一粒一粒に詰まっている。

定期便だからこそ、季節の米を食べ続ける
12ヶ月の定期便というのは、単なる利便性ではない。北海道の米は、春の田植えから秋の収穫まで、季節ごとに土と水と光の条件が変わる。その変化を、毎月の配送で感じることができる。初夏の米、盛夏の米、秋口の米——同じ品種でも、月によって微かに味わいが異なる。それを知ることは、その土地の四季を知ることと同じだ。
ななつぼし6ヶ月便 や ななつぼし12ヶ月便 も、同じ栗山の米だ。特Aランクの評価を受けた米を、家族の人数に合わせて4kg、5kg、10kgから選べる。一人暮らしなら4kg、家族がいるなら10kg——その選択肢の中に、あなたの食卓の大きさが映る。

米を炊く、という日常の営み
毎日、米を炊く。その営みは、栗山の開拓者たちが始めた営みと、時間でつながっている。130年以上前、角田から栗山へと改名された町で、仙台から来た人たちが、北海道の土に米を植えた。その土は今も、同じ場所で米を育てている。
定期便で届く米は、冷蔵庫の野菜室に立てて保存するのが良い。湿度と温度が一定に保たれ、米の鮮度が長く続く。毎月、新しい米が届く前に、前月の米を食べ切る——その小さなリズムが、あなたの台所に季節をもたらす。
