ブナの北限が、米の味を決める
黒松内は、ブナが自生する北限の地だ。海に面していない内陸の町だが、太平洋と日本海の両岸まで、町の境からわずか200メートル。山越えの地形が、この町の気候と土を作っている。
そこで育つのがきたゆきもちだ。もち米の品種で、定期便で5キロ単位で届く。白くて粒立ちのいい米は、炊くと粘りが強く、おにぎりにしても、雑炊にしても、米そのものの甘さが口に残る。冬の朝、温かいご飯をよそって、塩辛い漬物と一緒に食べる——そういう食べ方が似合う米だ。北海道産のもち米は、流通量が少ないから、家に常備しておくと、急な来客の時も、子どもたちのおやつも、対応できる。エージレスパックで届くので、開封後も風味が落ちにくい。

農家の手が入った、肉と泊まり
この町の食卓には、肉も欠かせない。トワ・ヴェールのハム・チーズセットは、黒松内町特産物手づくり加工センターで作られている。ハムとチーズの組み合わせは、朝食の時間を豊かにする。スライスしてそのまま食べるのもいいし、チーズは焼いて香りを立たせるのもいい。定期便で選べるから、季節に応じて受け取るタイミングを決められる。

もう一つ、この町を知る方法がある。農家民宿「ふぁーむいん冨田」の1泊2食だ。夕食と朝食が付く。農家の台所で、その季節に何が食べられているのか、どう調理されているのか、実際に見て、食べることができる。黒松内の農業がどういう手間で成り立っているのか、泊まることで初めて腑に落ちる。返礼品として届く米やハムも、こうした農家の営みの延長線上にあるのだと、体で理解できる。
山越えの町だからこそ
ブナの北限という地理的な特異性は、単なる観光資源ではない。この町の気候、土壌、水を決めている。そこで育つ米は、粘りが強く、冬の食卓に向いている。肉も、農家が丁寧に育てたものが、加工センターで手作りされている。寄付して返礼品を受け取ることは、こうした町の営みを、自分の食卓に引き寄せることだ。