噴火湾の遠浅が育てるホタテ
長万部は渡島半島の地峡部にあり、日本海と太平洋を往来する交通の要衝だ。その南側、内浦湾(噴火湾)に面した町である。海岸のほとんどが砂浜で、海は遠浅。この地形が、ホタテを育てる。
冬は厳しい。年平均降雪量は600センチ、真冬日が40日を超える。だが、この寒冷さと、遠浅の湾の栄養豊かな海水が、ホタテの身を引き締める。長万部の漁業協同組合は昭和初期から鮭孵化場を営み、戦後は漁港を整備してきた。ホタテはこの町の生業の中心である。
大粒ホタテ貝柱は、その噴火湾産のホタテを貝柱だけに剥き、冷凍で届く。一キログラムという量は、家の冷凍庫に納まり、一年を通じて使える分量だ。

食卓への着地
貝柱は、解凍してから調理する。炒め物に入れれば、塩辛さと甘みが一度に立つ。スープに落とせば、出汁が出る。刺身として食べるなら、解凍後に薄く切り、醤油とわさびで。季節を選ばず、手軽に海の味を引き出せる形だ。
冷凍であることは、実用的な強みである。届いた日に食べる必要がなく、台所の都合に合わせて使える。夏の暑い日に冷たいまま刺身にしたり、冬の鍋に入れたり。一年の食卓の中で、何度も出番がある。
長万部の海は、この町の人たちが何世代も向き合ってきた場所だ。その海が育てたホタテの貝柱が、あなたの家の食卓に着地する。それが、この返礼品の本質である。