炭鉱から米田へ、空知川が運んだ土地の記憶
赤平という町の名前は、アイヌ語の『赤い岩』『水の崖』に由来するという。空知川が東から西へ蛇行しながら流れ、その両岸に山々が迫る盆地。かつてこの地下には石炭が眠っていた。1918年の茂尻炭鉱開坑から、この町は一気に膨らんだ。最盛期には5万人を超える人口を抱え、昭和の中盤まで北海道の産業を支えた。
しかし炭鉱は閉じた。1994年の赤平炭鉱閉山を最後に、町は静寂に包まれた。人口は激減し、今は1万人を割り込む。だが、その衰退の中で、この町は別の顔を取り戻しつつある。空知川沿いの平坦地に広がる水田。かつての鉱業地帯が、今は米作りの適地へと変わっていった。
北海道米の定番、赤平産ななつぼしの日常
赤平産ななつぼしは、この町の米作りを代表する品種だ。ななつぼしは北海道を代表する米で、粒が揃い、炊くと白く輝く。冷めても硬くなりにくく、毎日の食卓に向く米として、道内外で選ばれ続けている。

赤平の米は、空知川が運んできた肥沃な土と、盆地特有の昼夜の気温差が育てる。夏は日中の日差しが強く、夜は冷え込む。その寒暖差が、米の甘みと粘りを引き出す。炭鉱の歴史を持つこの土地の地層は、長年の堆積で深い。根が張りやすく、ミネラルも豊かだ。

届いた米を開けると、新米の香りが立ち上る。炊飯器に入れて、水加減は通常より少し少なめに。ななつぼしは吸水が早いので、30分の浸漬で十分だ。炊き上がると、粒が立ち、ほのかな甘みが口に広がる。朝食の味噌汁に、昼の弁当に、夜の定食に。毎日食べても飽きない、そういう米だ。
米と並ぶ、赤平の食卓の選択肢
赤平の返礼品は、米を中心に、北海道産の水産物や日用品で構成されている。北海道産の鮭燻ソフトは、鮭をスモークして食べやすくしたもの。米の上に乗せて、朝食の一品に。あるいは酒の肴に、そのままかじる。200gから500gまで選べるので、一人暮らしから家族まで、食べるペースに合わせられる。

北海道産のししゃもメスも、赤平周辺の漁場から届く。ししゃもは秋の季語で、産卵期のメスは卵を抱いている。塩焼きにすると、卵の濃厚な味わいが米飯を進ませる。30尾、60尾、大サイズと選べるので、家族の食べ方に合わせて。
日用品では、エリエール ティシューが選べる。赤平市内にはエリエールペーパーの工場があり、この町の主要な産業の一つだ。地元で作られた製品が、毎日の暮らしに届く。それもまた、ふるさと納税の一つの形だ。
選ぶなら、米を軸に
赤平に寄付するなら、まずは米を選んでほしい。ななつぼしは5kg、10kg、15kg、20kgから選べ、単品か定期便かも選べる。毎月届く定期便なら、新米の季節から翌年の春まで、常に新しい米が食卓にある。
米が決まったら、鮭燻ソフトやししゃもで、その米を引き立てる一品を加える。赤平の米は、素朴な食べ方を好む。塩辛い海産物との組み合わせが、最も米の甘みを引き出す。それは、かつて炭鉱で働く人々が、弁当箱に詰めた米と塩辛い漬物の組み合わせと同じだ。
町の歴史は変わった。だが、空知川が運ぶ土の豊かさは変わらない。その土が育てた米を、毎日の食卓に。それが、赤平という町を支える、今の営みなのだ。
